本日は、追加でroughな番外編です!
様々な不定愁訴が適正な眼鏡により、大きく改善した例です。
初診時、「見えにくい。乾く。疲れる。….」たくさんの主訴を抱えていらっしゃった50代の男性。仕事では、一日中PC作業。診察で見つかった問題点は、不適切な眼鏡・長時間のPC作業・dry eyeの3点でした。
問題点①不適切な眼鏡
レンズの度は、確かにそれほどズレていません。でも、遠近両用にするには、レンズの幅が狭すぎました。そして、レンズの度が入っている場所の高さに、左右差がありました。眼鏡は、度が合っているだけでなく『疲れない眼鏡』でなくてはならないのです。
問題点②長時間のPC作業
TV・PC・スマホなどのVDT作業は、瞬きの回数が減り、涙の分泌量が減ります。また、ディスプレイの高さやオフィスでの空調の向き、休憩の取り方によって眼精疲労だけでなく、体調にまで影響を及ぼすこともあります。
問題点③dry eye
PC作業による涙の分泌低下だけでなく、蒸発過多といった涙の質の問題もありました。
以上についてお話しし、新しい眼鏡の処方・dry eye点眼2種類を処方し、経過観察となりました。
一ヶ月後の再来時、「最近、調子良くて。この眼鏡に変えてから疲れないので、点眼忘れちゃうんです」点眼を指示通りにしていらっしゃらないのに、確かに涙液の状態が良いのです!
適正な眼鏡によって、心身のstressが改善されdry eyeまでも軽快された例です。皆さんも、こんな症状で悩んでいらっしゃるなら、是非お気軽にご相談下さい
『2015年6月8日 Facebookにて投稿』