ドライアイは、涙液量の減少や涙の性質変化などの様々な要因によって起きる病気です。
涙の分泌量が少なく涙が足りない状態、涙の蒸発が早く目が乾く、涙の質(安定性)が悪いなど、これらの要因によって角膜や結膜の表面が肌荒れのような状態となり、不快感や乾燥感・疲れなどの症状があらわれ、視機能にも異常をきたします。また、症状があるのにそのまま放置して慢性化すると、最悪の場合視力が低下したまま戻らなかったり、失明を招いたりする病気に繋がる場合があり、油断の出来ない病気です。
ご自身では気付きづらく、「眼が疲れた」「ボーっとする」などちょっとした症状ですが、そのままにしておくと他の病気に繋がることもありますので、「ちょっと目が疲れているだけ」と自己判断せずに、まずは眼科を受診されることをお勧め致します。
長期にわたって以下のような症状を感じたことが複数ある場合は、ドライアイに注意が必要です。
どのような病気でも同様ですが、早期発見・早期治療に勝るものはありません。
特に、目の病気は、重症化することにより日常生活に支障をきたすことも多いものですから、気になる症状や不調を感じた場合には、まずはお早めに眼科を受診されることをお勧め致します。