Sayaka’s Room ちょっといい話 ~眼の病気だけでなく、眼と生活の質を向上させるためのアドバイスと治療を行っています!~

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紫外線から目を守ろう

皆さん、こんにちは。梅雨が明け、毎日茹だるような暑さが続いておりますと言っても、まだまだ夏は始まったばかり。夏バテ・熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。

ギラギラの太陽光線本日は、特に気をつけてほしい《紫外線》についてお話致します。

以前の投稿にも記載しましたように、紫外線は波長によりUVA・UVB・UVCに分類されます。

3波長の中で最も障害性が強いのがUVCですが、大気中のオゾンにほとんど吸収されてしまいますので、太陽光には含まれません。人工的なUVCは、殺菌灯・水銀灯・電気溶接などの作業により“電気性眼炎”を引き起こす原因になります。作業用保護眼鏡無しに人工光源を見ることのないようにしましょう。

地上まで到達し、その多くが角膜表面で吸収されるUVBは“目のやけど”の原因になります。角膜表面の細胞が破壊され、表面に広がる感覚神経に障害が起こる為、見え方に影響したり、眩しさや傷みと言った自覚を引き起こします。スキー場で起こりやすい“雪目”は、直射日光+反射光のWの影響を受けますから、UVB線量の多い春先のスキーや冬山登山ではゴーグルやサングラス無しにスキーを行うことの無いようにしましょう。

上記のような急性疾患の発症は、30分〜24時間という潜伏時間がある為、後から激痛に苦しむことの無いように、予防をすることが大切ですね

また慢性的な紫外線暴露により、
眼表面:【角膜障害】・【瞼裂斑】・【翼状 片】・【扁平上皮癌】
眼内:【白内障】・【加齢黄斑変性】
などを誘発します。

角膜を通過したUVB・UVAの殆どは、水晶体で吸収されます。残りの数%は網膜まで到達しますので、眼全体に長期的な影響が蓄積してしまうのです。

《紫外線への三種の神器》と言われるのが、日傘・帽子・サングラスです。夏に限らず、直射日光と照り返し光共に、日常から大事な眼を守る意識を持って下さいね


翼状片

電気性眼炎

加齢黄斑変性


『2015年8月4日 Facebookにて投稿』

クリニック概要

JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内」駅より徒歩3分

横浜市中区 関内・伊勢佐木町の眼科

カトレヤeyeクリニック

院長 大多和 沙やか(日本眼科学会認定 眼科専門医)

〒231-0044 
横浜市中区福富町東通1-1
カトレヤメディカルセンター3F

TEL045-231-1103(イイヒトミ)

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休診日 水曜・土曜午後・日曜・祝日

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