緑内障は、視神経が障害される病気眼圧によって視神経がおかされ視野が欠けてしまう病気です。
眼球の房水という栄養分を含む液体が、過剰に溜まった時に角膜がむくんで瞳が青みがかった状態になるため、緑内障と言われるようになりました。
緑内障にかかると、視神経が障害され視野が狭くなり、眼圧の上昇が起きます。
緑内障は早期発見と適切な治療により、多くのケースでは一生十分な視野・視力を保つことができるようになっています。
失明するかもしれないという不安を抱きながら生活するよりも、自己管理をしっかりして「おかしいな?」と思った時はすぐに眼科医に相談して頂くことが大切です。
● 緑内障の視野障害の進行について
【初期】
目の中心をややはずれたところに暗点(見えない点)ができますが、ご自身で異常に気がつくことは殆どありません。
【中期】
暗点が拡大し、視野の欠損(見えない視野)が広がり始めます。
しかし、この段階でも片方の目によって補われるため、異常に気がつかないことが多くなっています。
【後期】
視野が更に狭くなり、視力も悪くなって、日常生活にも支障をきたすようになります。
また、更に放置すると失明に至る危険があります。
どのような病気でも同様ですが、早期発見・早期治療に勝るものはありません。
特に、目の病気は、重症化することにより日常生活に支障をきたすことも多いものですから、気になる症状や不調を感じた場合には、まずはお早めに眼科を受診されることをお勧め致します。