皆さま、こんにちは。
だんだん春らしいポカポカ陽気になってきましたね花粉対策は、お早めに!
暫く、何回かに渡り点眼の基本についてお話致します。
質問:溢れてしまうけど、ちゃんと点眼できていない?
正解:できています!
眼とまぶたの間には、涙や目薬がたまるスペースがあるのです!目薬一滴は、そのスペースとほぼ同じ容量です。
目薬は点眼と同時に涙と混じり合いますから、多くの目薬は眼の外に溢れてしまいますね。眼の表面に残った分で充分効果が出るように作られているのです!
ただ、まぶたに溢れた目薬は、皮膚の痒みやただれに繋がる可能性があるので拭き取って下さいね。
『2015年2月21日 Facebookにて投稿』
改めまして!皆さま、こんにちは先ほどは、投稿途中に送信されてしまい、中途半端な文章で申し訳ありませんでした。
点眼について第二弾です。
質問:寝る前に目薬をして駄目?(効果が減っちゃう?)
正解:大丈夫です!
涙は瞬きをすることで分泌され、次の瞬きで排泄されます。日中の涙は、常に動いているのです。
『涙の流れは瞬きありき』
就寝中(閉瞼時)は瞬きをしない為、涙の流れはありません。この為、以前お話しました涙の溜まるスペースと黒目(角膜)に接触・停滞する時間が日中より延長します。(約10分程度)
ですから、目薬をして直ぐに寝てしまうと効果が出ないのでは?というご心配は不要です!
緑内障の目薬など、就寝前使用指示かつ一部刺激性の強いものは、自覚症状の助長に繋がる可能性もあります。そんな時は、医師から処方された薬だから…と我慢せず、お気軽にご相談くださいね。
『2015年2月23日 Facebookにて投稿』