皆さん、こんにちは。
引き続き、“成人病と眼底検査の大切さ”について。
第二弾!
『血圧がちょっと高め。食事と運動に気をつけてるから、大丈夫でしょ?』
答え:駄目です!(力強く!)
写真の矢印は、眼底の網膜静脈と動脈が交差している場所です。色の濃く太い方が静脈、色の薄く細い方が動脈です。
硬くなった動脈が静脈を押し潰している図です。静脈が途切れて見えませんか?この変化が酷くなると、静脈が詰まってしまいます。
動脈硬化とは、動脈壁が厚くなり柔軟性を失うことです。原因は、高血圧・高齢・肥満・喫煙・糖尿病・高コレステロールetc…。
眼底検査では、網膜血管の状態を観察して、高血圧・動脈硬化変化の有無等を調べるだけでなく、そこから《全身血管のある程度の変化を推測出来る》のです。
重要
特に高血圧は、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞などの重篤な病気に繋がる確率も高く、定期的な眼底検査をする意味はとても大きいのです。
『2015年4月17日 Facebookにて投稿』