皆さま、こんにちは今週後半は、初夏を感じるポカポカ陽気ですね。
春は健康診断の季節。血液検査・血圧検査・X-ray検査etc…。眼科検査もされましたか?
今回は“成人病と眼底検査の大切さ”についてです!
第一弾!
『糖尿病になったら、眼科に行かなきゃダメ?』
答え:はい (力強く!)
日本国内で糖尿病がある人は740万人と言われています。三大合併症として、《糖尿病網膜症》《末梢神経障害》《糖尿病腎症》があります。
内科は通院していても、“眼科に行く”という意識が無い患者さんが多くいらっしゃいます。理由は、「眼科と関係あるの?」「自覚症状無いし。」「内科医から行けって言われてなかったから。」です。
でも!糖尿病網膜症は、日本人の中途失明者(生まれつきではない失明)の失明原因の第2位なのです。 怖い事に、
①糖尿病網膜症は、糖尿病にかかってから5~10年経過しないと発症しません。
②初期段階では全く自覚症状がありません。ですから、自覚症状が無いうちに進行し、気付いた頃には深刻な状況になっていることも多いのです。
③ある程度まで糖尿病網膜症が進行すると、血糖値コントロールとは無関係に病状は悪化していきます。
重要
先ずは、糖尿病があるか否かを調べましょう!そして、診断されたら必ず‼︎内科だけでなく、眼科にもかかりましょう!
糖尿病網膜症の無い人は、発症を早期発見できるように。糖尿病網膜症のある人は、重症にならないように。定期的な眼底検査はとても大切なのです。
『2015年4月17日 Facebookにて投稿』